どんぐりのあゆみ
- HOME
- どんぐりのあゆみ
どんぐりのあゆみ
- 【1973年11月~】
- どんぐり共同保育所創立。
布施三ノ瀬地域に保育所をつくる運動が母体となり、4人の待機児童の緊急避難場所として永和駅近くの弁護士宅が提供された。入所児は増え続け、みんなでバザーや廃品回収を定例化。
補助金増額と認可化、保育所増設を求める対市交渉や署名運動。 - 【1982年3月~】
市開発公社先行取得地の紹介を受け、現在地で認可園建設に取り組むべく、「認可どんぐり保育園をつくる会」結成。市との土地貸与契約成立。
認可化には至らなかったが、無認可共同保育所のままで園舎建設運動。
入所選考をめぐって、公正入所運動が広がる。
- 【1983年8月】
- 資金目標を達成し、現在のプレハブ2階建て園舎竣工、移転。29名定員。
日当たりのよい桧のテラス、年齢別の保育室、沐浴室、二階の遊戯室など、保育条件が飛躍的に向上。 - 【1986年】
- 認可園にはいれず、卒園できなかった保護者7名が、東大阪で初めての行政不服審査請求を開始。
- 【1992年~】
市の行革方針で、現在地の買い取りか返還かを迫られる。
すぐ買い取ることを決め認可協議再開。認可化進まず、閉鎖の危機たびたび。
- 【1996年】
- 「先輩から受け継いだ宝をこの代でつぶすわけにいかない」と危険個所を改装。
市民募金によって、桧の床が張られ、外壁に絵が飾られる。 - 【1998年】
- 新たに7名の父母が入所裁判を起こし、選考基準が明らかになる。(2002年勝訴)
- 【2001年】
- 国の規制緩和を機に、OBを中心に社会福祉法人どんぐり福祉会結成、現園舎のまま認可どんぐり保育園開園。
- 【2002年】
- 東大阪市より敷地を購入。自費による建替えの道が開き、日本財団の助成を申請。
- 【2003年】
- 新3歳児9名中7名が入所「不承諾」となり、就学前までの保育への期待一層高まる。
- 【2004年】
みんなの力で現在の園舎建設。
創立30周年記念連続講座と記念講演会。
- 【2007年】
- 幼児教室「つみきえん・つみきクラブ」のメンバーと一緒につどいの広場「つみき」開設。
八戸ノ里公園の南側、落ち着いた住宅地の一角に、だれでも自由に立ち寄れる子育てのオアシスができました。 - 【2009年】
- 創立35周年、法人化8周年、新築5周年記念のつどい。八尾市立久宝寺保育所の民営化にあたり、受託法人に選ばれる。
- 【2010年】
- 久宝寺保育園開設。JR久宝寺駅から見える所に素敵な園舎ができました。
- 【2011年】
- 法人化10周年を記念して、「子育てにいちばんたいせつなこと」をテーマに、発達障害のヴァイオリニスト廣澤大輔氏の演奏会。
久宝寺保育園の円形ホールで開き、感動を呼びました。 - 【2012年】
- 公的保育制度の根本的危機。
保護者、職員、園を挙げて、今の保育制度を守るために全力を尽くしています。 - 【2015年】
- 小規模保育施設「どんぐりのおうち」開設。
- 【2019年】
- 久宝寺保育園5歳児分園開設。
- 【2020年】
- 小若江地域につるばみ保育園開設。
こうして、たくさんの人々のやむにやまれぬ願いから、みんなでお金を出し合い、いろいろな事業を発展させています。未来に育つ子どもたちへの、精一杯のプレゼントです。
理事長紹介
理事長:乾 みや子
- 社会学修士・保育士・リトミック中級講師
- 待機児童の親たちのやむにやまれぬ思いから生まれた、共同保育所を母体としている保育園で、50年の保育実績があります。昭和40年代、東大阪でまだ誰もやったことのなかった生後35日目からの保育を手がけ、冷凍母乳による保育も切り開いてきました。
法人役員の多くは、歴代の保護者で構成されています。現役の保護者や職員と一緒に、何よりも子どもたちの心と体の育ちを大切に、あずけて安心のすてきな保育園を作り出そうとしています。
園長、専務理事を経て2023年6月、理事長となりました。国の保育制度変更で、「保育崩壊」と言われるような危機が始まっている中、児童福祉法第24条1項の、保育に対する公の責任を大切にしながら、よりよい保育園運営と法人経営に取り組んでいきたいと思っています。
お問い合わせ
ご質問などがございましたらお気軽にお問い合わせください。